今度のモチーフは動物。主役の仮面ライダーギーツの
モチーフは白ギツネ!平成ライダーから令和ライダーまで
いくつか見てきた中で、私の中で久々の大ヒット!
やはり主人公の素性が謎の話の方が面白い!
「おめでとうございます、今日からあなたは仮面ライダーです」
ナビゲーターのツムリがドライバーと ID コアを渡し、
ジャマトが現れると、デザイアグランプリが始まる。
デザイアグランプリ (DGP)、通称デザグラ。
それは怪人ジャマトを倒し優勝した仮面ライダー一人だけが、
事前に運営に申請した願いを何でも叶えられるゲーム。
DGP に参加した 4 人のメインの仮面ライダーの筆頭が、
スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スター・・・
とにかくスター、仮面ライダーギーツの浮世英寿 (うきよえーす)。
生き別れの母親に見付けて貰う為に DGP で願って叶えたもので、
ランダムに選ばれる筈の DGP に何故か必ず参戦しています。
狐なだけに、人を食ったような人を化かす面があります。
次が就職活動中の大学生・桜井景和 (けいわ)、タヌキを
モチーフにした仮面ライダータイクーン。心優しい青年で、
両親は亡くなっていて姉の沙羅と二人で暮らしています。
願いは世界平和。変身ポーズがキレが良くて一番カッコいい!
3 人目が動画サイトのインフルエンサー、鞍馬祢音 (ねおん)。
願いは真実の愛。猫のライダーの仮面ライダーナーゴです。
鞍馬財閥の一人娘で、家の束縛から逃れようといつも
家出をするけど、有名人なだけにすぐ見つかって連れ戻されます。
父親はデザグラのスポンサーで、祢音をデザグラに捻じ込みます。
最後が牛がモチーフの仮面ライダーバッファ、吾妻道長。
ロン毛です。友人が過去にデザグラに出場し倒された為、
仮面ライダーを憎んでおり、ライダーをぶっ潰すのが願いです。
オープニングの映像がます目を引くくらいカッコ良かった。
有刺鉄線に手足を繋がれ囚われの身になっている英寿の姿、
何かを差し出すように英寿に手を伸ばすツムリ、
最後に英寿が力任せに鎖を吐きちぎって自由になる。
主題歌もカッコいいけど、今後の展開を暗示するような映像です。
DGP のゲームごとにジャマトがわらわら出てくるんですけど、
このジャマトが何かコミカルなのも心を掴まれました。
小人みたいなちっちゃいジャマトが出てきたのは可愛かったし、
頭の上にヒマワリが咲いているひまわりジャマトは和みました。
ジャマトは敗退したライダーを栄養にして生み出され、
木に成るジャマトを農園のおじさんが育てています。
序盤は DGP のステージごとにトランプや缶蹴りなど子供の遊びを
モチーフにしたゲームが行われ、このパターンが続くのかと
思っていました。しかしジャマト側の勢力に
デザグラが乗っ取られ、ライダーを敵としジャマトが変身する、
ジャマトの理想の世界を作るジャマトグランプリにされました。
願いを叶えたり世界を作り替える力を持つ DGP の運営は
命も思いのままに操れる遥か未来から来た未来人であり、
デザグラは異次元でゲームを見ているオーディエンスの
娯楽として開催されている事が分かってきました。
次がどうなるか予測できない、先の見えない展開の連続です。
オーディエンスの中には推しのライダーを応援して、
特別なアイテムをプレゼントするサポーターも存在します。
ギーツのサポーターはジーン。これが鈴木福くんで、
ジーン自身もライダーに変身して、闘い面でもサポートします。
福くんが仮面ライダーを大好きなのは有名だから、映画での
ゲストじゃなく本編でライダーになれたのは、嬉しかったろうな。
道長は負けて死んでしまい、気付くとジャマトの農園にいました。
徐々に体がジャマトに変化していき、ライダーを憎んでいた道長は
ジャマトとしてジャマトグランプリに参戦し、敵として戦います。
道長の脱落も意外でしたが、ジャマトになったのも意外でした。
祢音には本人も知らなかった秘密がありました。
鞍馬家の本当の娘は誘拐された時に死んでおり、デザグラの
スポンサーの父光聖が代わりに作って貰った存在だったのです。
これもビックリでした。祢音は自分が偽物の娘と感じていたから、
両親に愛されていると感じる事ができなかったんですね。
光聖は再び、“娘” の祢音を身代金目的で誘拐されます。
そして、祢音を助ける為に、自ら仮面ライダーに変身します。
長身イケメンの光聖の変身シーンはメチャクチャカッコ良かった!
光聖だけじゃなく、再び娘を誘拐された母親にとっても、
祢音がどれだけ大事な存在だったか認識しました。
命懸けで祢音を助けに来た光聖と、祢音を心から心配した母親に、
祢音の愛情の飢えが満たされました。感動的なエピソードでした。
デザグラは世界を作り替える力を持つ創世の女神を利用しており、
女神は実は英寿の母親でした。英寿は記憶を保ったまま
転生を繰り返し、二千年間デザグラに参戦し続けていたのです。
ただのアシスタントと思っていたツムリにも女神の力があり、
後継者として意志を持たない女神にされようとします。
すると母親の力を受け継いでいた女神の息子である英寿は、
自分が後を継いで、創世の女神になると宣言しました。
道長はライダーに復帰しますが、道長はジャマ―に寄生されて
ジャマ―になってしまった沙羅を知らずに倒してしまいます。
唯一の肉親である姉を殺された景和は、ダークサイドに堕ちます。
これまでカエルの置物を媒介に話していた景和のサポーターの
ケケラは、タイクーン推しが過ぎて、景和を活躍させる為に
ジャマト側の運営ベロバと手を組みます。
彼らはネガティブな願いを叶える黒ツムリを作り出し、
景和を唆して道長を憎むように仕向け、
英寿らライダーと敵対させます。まさか景和がラスボス !?
英寿と道長は共闘しますが、辺り並んで変身ポーズをしたのが
TV の前で思わず『カッコいい!』と叫ぶ程カッコ良かったです。
強く願えば願いは叶う、俺を信じろ。
その英寿の心が通じ、景和は正気を取り戻しました。
自分を見失っていた景和が、目と目を合わせて英寿に説得され、
汚れて濁った心が透明になっていく様子が目に見えるようでした。
この時の景和の表情の変化は、素晴らしい演技でした。
初期は運営の指示で英寿の邪魔ばかりしていた晴家ウィンや
負けてジャマト化した元ライダーの五十鈴大智が、
改心して共に戦う仲間になってくれたのは良かったです。
過去に悪い事をした事があってもまだやり直せる、立ち直れると、
番組を見ている子供達に教える、気持ちのいいものでした。
創世の女神の力が完全覚醒した事と引き換えに、
神となった英寿は、人間ではいられなくなってしまいました。
寂しいけど、誰もが幸せになれる世界になるよう、
陰ながら見守ってくれるようになったのでしょう。
モチーフは白ギツネ!平成ライダーから令和ライダーまで
いくつか見てきた中で、私の中で久々の大ヒット!
やはり主人公の素性が謎の話の方が面白い!
「おめでとうございます、今日からあなたは仮面ライダーです」
ナビゲーターのツムリがドライバーと ID コアを渡し、
ジャマトが現れると、デザイアグランプリが始まる。
デザイアグランプリ (DGP)、通称デザグラ。
それは怪人ジャマトを倒し優勝した仮面ライダー一人だけが、
事前に運営に申請した願いを何でも叶えられるゲーム。
DGP に参加した 4 人のメインの仮面ライダーの筆頭が、
スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スター・・・
とにかくスター、仮面ライダーギーツの浮世英寿 (うきよえーす)。
生き別れの母親に見付けて貰う為に DGP で願って叶えたもので、
ランダムに選ばれる筈の DGP に何故か必ず参戦しています。
狐なだけに、人を食ったような人を化かす面があります。
次が就職活動中の大学生・桜井景和 (けいわ)、タヌキを
モチーフにした仮面ライダータイクーン。心優しい青年で、
両親は亡くなっていて姉の沙羅と二人で暮らしています。
願いは世界平和。変身ポーズがキレが良くて一番カッコいい!
3 人目が動画サイトのインフルエンサー、鞍馬祢音 (ねおん)。
願いは真実の愛。猫のライダーの仮面ライダーナーゴです。
鞍馬財閥の一人娘で、家の束縛から逃れようといつも
家出をするけど、有名人なだけにすぐ見つかって連れ戻されます。
父親はデザグラのスポンサーで、祢音をデザグラに捻じ込みます。
最後が牛がモチーフの仮面ライダーバッファ、吾妻道長。
ロン毛です。友人が過去にデザグラに出場し倒された為、
仮面ライダーを憎んでおり、ライダーをぶっ潰すのが願いです。
オープニングの映像がます目を引くくらいカッコ良かった。
有刺鉄線に手足を繋がれ囚われの身になっている英寿の姿、
何かを差し出すように英寿に手を伸ばすツムリ、
最後に英寿が力任せに鎖を吐きちぎって自由になる。
主題歌もカッコいいけど、今後の展開を暗示するような映像です。
DGP のゲームごとにジャマトがわらわら出てくるんですけど、
このジャマトが何かコミカルなのも心を掴まれました。
小人みたいなちっちゃいジャマトが出てきたのは可愛かったし、
頭の上にヒマワリが咲いているひまわりジャマトは和みました。
ジャマトは敗退したライダーを栄養にして生み出され、
木に成るジャマトを農園のおじさんが育てています。
序盤は DGP のステージごとにトランプや缶蹴りなど子供の遊びを
モチーフにしたゲームが行われ、このパターンが続くのかと
思っていました。しかしジャマト側の勢力に
デザグラが乗っ取られ、ライダーを敵としジャマトが変身する、
ジャマトの理想の世界を作るジャマトグランプリにされました。
願いを叶えたり世界を作り替える力を持つ DGP の運営は
命も思いのままに操れる遥か未来から来た未来人であり、
デザグラは異次元でゲームを見ているオーディエンスの
娯楽として開催されている事が分かってきました。
次がどうなるか予測できない、先の見えない展開の連続です。
オーディエンスの中には推しのライダーを応援して、
特別なアイテムをプレゼントするサポーターも存在します。
ギーツのサポーターはジーン。これが鈴木福くんで、
ジーン自身もライダーに変身して、闘い面でもサポートします。
福くんが仮面ライダーを大好きなのは有名だから、映画での
ゲストじゃなく本編でライダーになれたのは、嬉しかったろうな。
道長は負けて死んでしまい、気付くとジャマトの農園にいました。
徐々に体がジャマトに変化していき、ライダーを憎んでいた道長は
ジャマトとしてジャマトグランプリに参戦し、敵として戦います。
道長の脱落も意外でしたが、ジャマトになったのも意外でした。
祢音には本人も知らなかった秘密がありました。
鞍馬家の本当の娘は誘拐された時に死んでおり、デザグラの
スポンサーの父光聖が代わりに作って貰った存在だったのです。
これもビックリでした。祢音は自分が偽物の娘と感じていたから、
両親に愛されていると感じる事ができなかったんですね。
光聖は再び、“娘” の祢音を身代金目的で誘拐されます。
そして、祢音を助ける為に、自ら仮面ライダーに変身します。
長身イケメンの光聖の変身シーンはメチャクチャカッコ良かった!
光聖だけじゃなく、再び娘を誘拐された母親にとっても、
祢音がどれだけ大事な存在だったか認識しました。
命懸けで祢音を助けに来た光聖と、祢音を心から心配した母親に、
祢音の愛情の飢えが満たされました。感動的なエピソードでした。
デザグラは世界を作り替える力を持つ創世の女神を利用しており、
女神は実は英寿の母親でした。英寿は記憶を保ったまま
転生を繰り返し、二千年間デザグラに参戦し続けていたのです。
ただのアシスタントと思っていたツムリにも女神の力があり、
後継者として意志を持たない女神にされようとします。
すると母親の力を受け継いでいた女神の息子である英寿は、
自分が後を継いで、創世の女神になると宣言しました。
道長はライダーに復帰しますが、道長はジャマ―に寄生されて
ジャマ―になってしまった沙羅を知らずに倒してしまいます。
唯一の肉親である姉を殺された景和は、ダークサイドに堕ちます。
これまでカエルの置物を媒介に話していた景和のサポーターの
ケケラは、タイクーン推しが過ぎて、景和を活躍させる為に
ジャマト側の運営ベロバと手を組みます。
彼らはネガティブな願いを叶える黒ツムリを作り出し、
景和を唆して道長を憎むように仕向け、
英寿らライダーと敵対させます。まさか景和がラスボス !?
英寿と道長は共闘しますが、辺り並んで変身ポーズをしたのが
TV の前で思わず『カッコいい!』と叫ぶ程カッコ良かったです。
強く願えば願いは叶う、俺を信じろ。
その英寿の心が通じ、景和は正気を取り戻しました。
自分を見失っていた景和が、目と目を合わせて英寿に説得され、
汚れて濁った心が透明になっていく様子が目に見えるようでした。
この時の景和の表情の変化は、素晴らしい演技でした。
初期は運営の指示で英寿の邪魔ばかりしていた晴家ウィンや
負けてジャマト化した元ライダーの五十鈴大智が、
改心して共に戦う仲間になってくれたのは良かったです。
過去に悪い事をした事があってもまだやり直せる、立ち直れると、
番組を見ている子供達に教える、気持ちのいいものでした。
創世の女神の力が完全覚醒した事と引き換えに、
神となった英寿は、人間ではいられなくなってしまいました。
寂しいけど、誰もが幸せになれる世界になるよう、
陰ながら見守ってくれるようになったのでしょう。