原作を最初から千年血戦篇を最後まで読み終えて以来、
BLEACH がマイブームです。まさか自分がこんなに
BLEACH にドハマりするとは思わなかった!

週刊少年ジャンプに連載されていた久保帯人先生原作の
コミックのアニメです。’04 年 - ’12 年までテレビ東京で
放送されていたものを GYAO!で配信してくれました。
全 366 話、毎日 3 話ずつ配信されていたので
追い付くのが大変でしたが、完走しました。

BLEACH のアニメで特筆すべきは、声優さんの配役です。
原作マンガを読んでいると、全キャラがアニメの声で
脳内で再生されます。前のレビューでも書きましたが、
特にマユリと剣八!キャラの再現度が半端ないです。

主題歌は、 OP も ED もちょくちょく変わりますが、
オープニングのアニメーションがいつもカッコいい!
各話の話数を表示する際のデザインも、原作も凝ってるけど
アニメも毎回凝ってる。全体的に凄くセンスが良く、
原作のオシャレさがアニメでも再現されていました。

オリジナルストーリー (オリスト) では、キャラだけではなく
死神とも虚とも滅却師とも違う新しい存在を作っていました。
アニメが原作に追いついてしまい、虚圏篇では、「大人の事情で」
ストーリーの真っ最中にオリストが入りました。

ストーリーの丁度いい所で予告でネルがそれを伝えて、
翌週から全く違うストーリーが始まるという、結構
目茶苦茶な事やってました。ネットの反応、どうだったんだろ。

敬遠していたオリストですが、ちゃんと見てみると、
BLEACH の世界観を的確に把握した内容でした。
オリストが好きではない私でも、BLEACH の
新作を見ているような気持ちで、楽しんで見られました。

中でも斬魄刀が実体化して持ち主の死神と闘うシリーズと、
義骸ならぬ霊骸が尸魂界に現れるシリーズが注目でした。
護廷十三隊のそれぞれが自分自身と闘うという状態で、
白夜対白夜、剣八対剣八という夢のような対決が見られました。

花天狂骨の斬魄刀の具現化した姿は、原作の千年血戦篇にも
出てきました。それでアニメを見てびっくりしたのですが、
少女の姿の狂骨が、七緒ちゃんに懐いてたんですよ!
花天狂骨の設定、この時からアニメ側に伝えていたのでしょうか。

オリストではコンがフィーチャーされる回が多かったです。
モッド・ソウルという、捨てられる筈だった改造魂魄の設定は
ストーリーを作りやすいらしく、九条望実のエピソードでは
コンが準主役のような中心的な役割を果たしていました。

一護不在の時は空座町を虚から守る役割をする事もあって、
一護の友人のたつきと千鶴、浦原さんとこの雨とジン太で
カラクライザーという戦隊を組んで虚と闘っていました。

コンは普段はぬいぐるみに入っていますが、
その動きがまた可愛くて、コン欲しい!と思いました。
真横から見ると顔の厚みが薄いのがリアルで、
割と虐待されていてすぐ綿が出ちゃうのも面白いです。

現世に来た日番谷が一護の妹の夏梨とサッカーチームで
サッカーをする単発のシリーズもありました。
日番谷、ああ見えて何百年も生きてる筈だけど、
(生きてるかどうかは微妙ですが) 夏梨とお似合いでした。

そういう細かいエピソードも、絶対久保先生の監修が
入っていると思ってます。だって、まだ明かしていない設定と
矛盾する事を勝手にやられたら、困るでしょうから。
どれだけ伏線仕込んでたか、千年血戦篇で判ったもん。

単発のギャグ回も面白かった。死神図鑑でいつも
女性死神協会にやり込められてる男性死神協会が
お正月に遊びで対決するお正月スペシャルは笑えました。
檜佐木、本編ではキリっとしたクールキャラなのに、
おまけエピソードだと何でいつも汚れキャラの扱いなんだよ!

各回の最後、次回予告の後に (この次回予告もふざけてて
面白いんだけど) ミニコーナーがあって、回によって
死神の用語や斬魄刀の特徴を解説する“死神図鑑”、
破面版の市丸ギン司会の “アランカル大百科”、
滅却師版の“クインシー大全”というオマケが付いていました。

死神図鑑は死神の日常話を描くふざけまくりのギャグ回が多く、
スピンオフ 4 コマカラブリの話が入っている様子。
クインシー大全は、本編では息子を貶しまくりの竜弦が司会で、
ピクリとも笑わない冷徹な表情で内心の親バカっぷりを
全開にしてるから、そのギャップが面白い。

医師である竜弦の病院に何故か一護の父・一心が死神姿で
ちょくちょくいて、一心の茶々に竜弦が激しいツッコミを入れる
(つまり射る) という、ノリの良い、違う一面を見せていました。

当時もリアタイムで見ていて、自分でも記事を書いた事を
忘れていたのですか、尸魂界篇が終わるまでは見ていたようです。
でもオリストは好きじゃないので、オリストになって以降は
見なくなっていたのだと思います。

今回オリストも含めてアニメの全話を見させていただきましたが、
この作品に限っては、オリストも捨てたモノじゃなく、
鑑賞に耐え得る内容だったと見直しました。

これも原作のキャラがしっかりしている、
生きたキャラだからだと思います。アニメの出来には
久保先生も満足していたのではないでしょうか。何となく、
アニメ制作側と久保先生は仲が良かったのではと感じています。