COOL LADY’S PARADE

人生はレビューです。
マンガ、本、LIVE、テレビ、DVD、CD など、色んなものをレビューします。
タイトルは、 “COOL LADY’S PARADE”。
JUNK な文章なので、お気軽に読んで行って下さい。

60TH ANNIVERSARY DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT” Blu-ray BOX (BD)

オンラインショッピングサイト 7net のみで予約を受け付け
完全受注生産として発売された、氷室京介の Blu-ray BOX です。
本編ディスクとして日本テレビ「News ZERO」のスタッフが
6 年間密着したドキュメント映像が 3 枚、特典ディスクとして
オンラインライブが 1 枚収録された 4 枚組になっています。
’21.2.20 発売。

私は氷室が作る音楽と歌声を好きになったのであって、
アルバムでもライブ映像でもない、喋っているだけの作品を
買うかどうかは少し迷ったのですが、とにかく氷室京介名義の
新作を買えるという事だけに喜びを見出して、買いました。

セブンイレブンはセキュリティ面で信用できないので、その点も
迷いました。本当は使いたくなかったのですが、そこでしか
販売しないというのだから仕方が無い、自分の個人情報を
人質に取られた気分で、嫌々ながら ID を作りました。

予約したのは ’20.10.29。宅配受け取りにすると
送料が掛かるのですが、店舗受け取りなら送料無料なので、
近所のセブンイレブンでの引き取りにしました。

2.20 の午前 8 時から引き渡し可能というメールが
2.19 に来たので、早速その当日に引き取りに行きました。
本当は ’20.12.14 で予約受付は終了していたのですが、
受注生産の筈が予め作り過ぎたのか?それともキャンセルが
出たのか?最近もまた受付可能になっているようです。

定価 20,000 円 (税込 22,000 円)。
三方背豪華シルバーアウターケースと呼ぶらしい外箱の中に、
本編ディスク 3 枚入りの三面黒デジパックと、
特典ディスク 1 枚が収納された白デジパックが入っていました。
箱には宣伝文句と DISC の仕様が書かれた帯が付いています。

DISC:1 は映画として公開された映像で、
DISC:2,3 は動画配信サービス Hulu で配信された映像です。
各 DISC の中身の感想については、
追々個別に記事を分けて書いていくつもりです。

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テレビ朝日「ドラマスペシャル 黒革の手帖〜拐帯行〜」

何故今 !? という疑問が凄く湧いたのですが、
武井咲さんの原口元子がスペシャルドラマとして帰ってきた!
原作が松本清張であることは同じですが、短編集に
収録されている別の作品を元子に置き換えた内容のようです。

刑務所から出所した原口元子東京にいて偶然
知人に会うのを避ける為、金沢へ引っ越しました。
そこで有名な IT 企業の CEO 神代から
彼が経営するクラブを紹介され、そこで働き始めました。

瞬く間に No1 ホステスになった元子はそのクラブのママの
レイナからママの座を引きずり下ろし、奪いました。
そんな元子の前に、神代に恨みを持った男が現れました。

床にばらまかれた万札を拾い集める森村の姿に
嘗ての自分を重ねた元子は、彼が神代の弱点となるデータを
盗んで持っていると知ると、神代を見返す策を講じました。

のっけから、楢林クリニックの中岡、予備校の橋田という
懐かしいキャラが出てきて、中盤ではライバルの波子まで
登場しました。ああ、あのドラマと繋がってるんだなと実感でき、
当時の雰囲気が蘇ってきました。まるで連ドラを見ていた
視聴者へのサービスの為に顔見せしたかのようです。

出所後の地味な生活から華やかなホステスに返り咲いた元子は、
自分がいるべき場所に戻ったというように生き生きしています。
元子に追い落とされたレイナは、元子の素性を知ると、
波子を呼び寄せ、客の前で元子の前科を暴露させます。

しかし、自分が犯した罪を武勇伝に変え、
元子が自ら披露した体験談は、不正な方法で蓄財した
金持ちの鼻を明かしたとして、客から大喝采を浴びました。

恥をかかせるつもりで逆に恥をかかされた波子は、
店内の花を倒し大暴れして帰りました。
ここは胸がすく展開でした。そして、清張の原作を超え、
武井さんの元子が独り歩きしたと思った瞬間でした。

森村が客として現れたのはそんな時でした。黙っていれば
新しいクラブの中心としてホステスを続けていけたのに、
その地位に安住して満足する元子ではありませんでした。

以前にも道で見かけた、ばらまかれた万札を拾い集める森村の姿、
神代に見下された同士という共感。そして、神代の会社に
契約社員として潜り込んでいた森村が神代の不正の証拠を
握っていると知ると、元子の瞳の奥がギラリと光りました。

元子の愛人が飲食店を開くための物件を探しているという
情報を知った元子は、森村と共謀し、その愛人が欲しがっていた
物件の家主に成りすまし、金を騙し取ろうと画策しました。
そう、地面師です。

愛人が払う金の出所は勿論不正な蓄財をしている神代。
弁護士を伴った愛人を該当の物件に招き入れ、
あたかも自分の屋敷のように森村と組んで接待する様子は、
なりすましがいつバレるかとハラハラしました。

元子が森村のデータを書き写した ”黒革の手帖” をゆっくりと、
満足げに繰るシーンは、”黒革の手帖” が戻ってきたと
ワクワクしました。演出のツボを押さえていたと思います。

しかし、このまま上手く行くかと思われたところで、
思わぬトラブルが発生します。まさか、このドラマで殺人事件 !?
元子と森村は、警察の目を気にしながら、
新婚夫婦と思わせて高級旅館を泊まり歩きます。
短編の拐帯行とは、この森村との話なのでしょう。

元子と森村の間にどのような感情が生まれていたのか──。
死のうとした森村に、元子は自分は生き抜くと宣言しました。
清張作品を複数読んできた私には、この結末でした。

今更?と思いあまり期待はしていなかったのですが、
予想外に出来が良く、この調子でまた既存の作品を
作り替えてスペシャルドラマをやって欲しいと思いました。
寧ろ連ドラ時代より面白く、化けたと思いました。
蘇った元子き生きとしていて、ドラマの製作陣と武井さんは、
原口元子を完全に自分たちのものにしたと思いました。

NHK「岸辺露伴は動かない」

荒木飛呂彦先生のジョジョの奇妙な冒険 第四部の
人気キャラである露伴を主人公にしたスピンオフのドラマ化です。
昨年の年末に三夜連続で放送されました。
何故今 !? 何故 NHK !? なぜこんな中途半端な企画 !?
と様々な疑問が湧きましたが、3 本とも充分に楽しめました。

岸辺露伴は週刊少年誌に人気作品を連載している
マンガ家で、人の人生を本に変えて読める
“ヘブンズ・ドアー” と呼ばれる特殊能力を持っています。
人によって異なるそのような能力は “スタンド” と称されますが、
作中では「ギフト」という言い方もしています。

ヘブンズ・ドアーはその人の全てを見る事が出来るだけじゃなく、
本のページを切り取って記憶を消す事もできるし、
命令を書き込んでその人の行動を操る事さえできます。

マンガ家として作品を作っている露伴の日常には、ちょっとした
奇妙な、様々な出来事が起こります。時には担当編集の
泉京香とその恋人の平井太郎がトラブルを持ち込みます。

京香はフリフリの衣装がお好みの若い女性。
太郎は写真家だけど交通事故で記憶喪失だそう。
名前の元ネタは作家ですね。平井太郎は乱歩の本名です。

拘りが強くリアリティを追求する露伴は作者がモデルでしょうね。
露伴役は高橋一生さんでした。この方は露伴が大好きだそうで、
かなり気合を入れて役柄を作り込んだそうです。
露伴ならどういう口調で話すかかをイメージし、
原稿を執筆するペンタッチまで練習していたそうです。

3 編とも、ちょっとだけファンタジーで、日常とズレた出来事が
起こる、「世にも奇妙な物語」テイストのストーリーでした。
CG 表現はさすが資金力が豊富な NHK。人の顔が捲れて
本になっていくヘブンズ・ドアーの表現は良くできていました。
ただの単発の TV ドラマなのに!でも本体までは出ませんでした。

ドラマを見て、そうだったのか!と驚いた事は。
露伴の頭のあのギザギザは、
髪型じゃなくてヘアバンドだったのかー !!
てっきりああいう髪型なのだとずっと思ってました。

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はじめの一歩 1〜61 巻 (以下続刊)

1 月中はひたすら読んでました。ジョージは Web 否定派という
噂なので意外でしたが、マガポケで 61 巻分無料という
とんでもない企画をやってくれたので、延々、読んでました。
このマンガ、面白れーな !!
言うまでもなく、週刊少年マガジンで長期連載中のコミックです。
作/森川ジョージ。

ネットでよく初期の方が面白かった、久美ちゃんは前のが
可愛かったという感想が見られますが、その通りでした。
アニメで知ってはいたけど、初期の話を漫画で読んだ事は
一度も無く、マンガとして読んで、面白さを再認識しました。
私は一歩の面白さを10 分の 1 も分かっていませんでした。

初期は絵柄が違って、一歩の顔が丸っこいです。
鴨川ジムに入門して真っ新な何も知らない一歩を、
鷹村がかなり可愛がっていて、親切に色々教えてあげたり
心配しているのを見て驚きました。こんな絆があったのですね。

私が連載を読み始めた時は久美ちゃんとは鉄壁のもどかしい関係が
確立していたし、千堂はライバルとしていたし、
板垣もワンポもいたので、読み進める程にそれら馴染みの
キャラが初登場するシーンに出会って、ワクワクしました。

久美ちゃんと出会った時はまだ高校生だったんですね。
そしてあんな出会いだったんですね!
青木とトミ子の出会い、デンプシー・ロールの誕生、
よそ見誕生、鷹村の胸の傷ができたシーン。
これらのエピソードを全て目撃できた事も感激です。

ワンポは元々一歩の飼い犬だったんじゃなくて猫田さんの犬の
子供だったとか、板垣は登場した時はスカしていて、
ダジャレキャラの属性はなかったとか、驚きの連続でした。
青木村が初期は KO 勝ちしていたのも驚きでした。

作中に出てくる試合のポスターのデザインはカッコいいし、
ジョージ (親しみと尊敬の呼び捨て) はギャグも上手くて、
フナムシ事件や釣りなど試合以外の閑話も笑わせてくれました。

扉ページには連載中に行われた人気投票やベストバウト投票の
結果発表も収録されています。人気は直近の試合の影響が
大きいようで、鷹村が人気投票ぶっちぎりの一位だったり、
木村の試合がベストバウト 3 位に入ったりしていました。
この投票が行われた時点のベストバウトベスト 3 は納得です。

一歩の初の日本タイトルマッチ、vs 伊達英二戦は泣きました。
殆ど意識を失いながら鴨川会長に教わった事を愚直なまでに
繰り返す一歩と、一歩のその姿を見て胸打たれる会長の絆。
まさか試合のシーンで泣く事があるなんて思いませんでした。

投票が行われた時点でのベストバウト 1 位、vs 千堂武士との
日本タイトルマッチ“LALLAPALLOOZA (ララパルーザ)” は
ひたすら熱い!結果を知っているにも関わらず、この先が
どうなるのか、まさかと思い、ハラハラさせられてしまいます。

デンプシー・ロールのカタルシスは溜息が出るほどでした。
将来的に宮田戦が実現すれば上回る可能性は大ですが、
ララパルーザは一歩の試合の中ではこれがピークで、
これ以降は蛇足で、現時点でのベストバウトと言えるでしょう。

木村の日本タイトルマッチ挑戦である vs 間柴戦“死刑執行”も
良いシリーズでした。スペシャルアニメになっただけあります。
木村の事は結構カッコよく描いてあげてますね。
それに引き換え青木は完全にコミックショー。
違う意味で面白い試合でした。

そして、それら全試合を上回る興奮と感動を与えてくれたのが、
鷹村の世界タイトルマッチ初挑戦、vs ブライアン・ホーク戦です。
はじめの一歩の長い歴史の中でもベストバウト 1 位と
言っても異論は出ないのではないでしょうか。

ホークのふざけた態度が日本国民全体に怒りを買うお膳立て、
鷹村の余りにも過酷な減量の様子、判明した意外な鷹村の出自。
家族の話はアニメで見たのですが、すっかり忘れていました。

セミファイナルの防衛戦で一歩が性格に似合わず 1R KO を約束、
それを実現した一歩、顔に似合わず緊張する控室の鷹村、
そこへ訪れて激励する鴨川ジムの仲間たち。

鷹を模したガウンを羽織って試合会場に入場し、
挑戦者がリングに飛び乗った時、会場のライトの逆光の中、
鷹が羽根を広げたシルエットが広がりました。
この演出は最高にカッコいい !!

苦境に立った鷹村を支えたのは、やはり会長との信頼関係と
長い地道な努力の積み重ねでした。普段は理不尽大王の鷹村が
どれだけボクシングに真剣か、どれだけ会長を敬い、
恩義を感じているか。そしていよいよ倒れそうになった時、
鷹村の背中を支えた皆の見えない手。
泣きました。涙無くして見られない試合でした。

ホーク戦とここに至るまでの話の流れ、演出は何もかも
素晴らしかったです。作者はマンガを描くのが上手いと
ストレートに感心しました。

盛り上げたいシーンは大ゴマにし、時には見開きにする。
これは常に同じサイズの画面であるアニメにはできない事です。
アニメのホーク戦でこんなに感動した記憶はありません。
一歩の面白さはアニメでは十分に伝えられない、
マンガとして読んでこそなのだと、つくづく実感させられました。

一歩はキャラも魅力的な人ばかりです。間柴兄妹は好きですねぇ。
すたーん、すたーんという間柴兄が歩く時のお決まりの擬音は
間柴のイメージにぴったりで、画面から音が聞こえてくるよう。
兄がストーカー紛いに久美の行く先に現れて見守っていたり、
久美が時折キレると兄が意外と弱い所とか、この兄妹大好きです。

千堂は絶対作者のお気に入りですね。子分を引き連れて歩く
高校時代のイメージカットはカッコいいです。
義理人情に厚く、沢村さえ気に掛けてあげる面倒見の良さ。
すぐ人と友達になれるタイプでしょう。

一歩の終生の最高のライバルである宮田はクールなイメージが
強いですが、出会ったばかりの頃は結構生意気でした。
一歩の強過ぎる宮田リスペクトにはホモ疑惑も起き、
宮田も若干引いてる時があるのが可笑しいです。

でも、折に触れ、一歩が来ている試合会場に現れるんですよね。
青木村と鷹村が出会ったエピソードでの中学生の宮田は
鷹村とざっくばらんに話してまだ子供っぽさがありましたが、
鷹村と合同合宿に行った時も中学生に戻ったような態度でした。
宮田父曰く宮田が鷹村には心を許しているという、
この二人の関係性も面白いです。

私がマガジンを読み始めたのは '96 年くらいで、
その時既に長期連載中だった作品は話に入っていけないと思い、
カメレオン、シュート、カツオなどは暫く読み飛ばしていました。
一歩を読むようになったのはヴォルグ再登場の頃からで、
イケメンが出てると思って興味を持って読むようになりました。

一年前にマガジンの購読を辞めてしまったのですが、
その頃の一歩は引退し、トレーナー道に邁進している状態でした。
今はどうなっているのでしょう。ネットで調べれば
出てくるのでしょうが、敢えて見ないようにしています。

リカルドに買って世界チャンピオン、というシナリオには
さほど期待していないけど、いつか来る最終回までには、
必ず宮田戦は実現して欲しいです。その前に体を壊して二度と
描けなくなる事のないよう、森川先生、ご自愛ください。

テレビ東京「共演 NG」

大御所俳優と元付き人、アイドルグループの先輩後輩、
2.5 次元と元戦隊ヒーローのイケメンポジション被り。
そして、 25 年前にワイドショーをにぎわす大スキャンダルを
巻き起こした元恋人同士、遠山英二大園瞳

共演 NG ばかりを集め、テレ東 (※テレビ東洋) が社運を賭けた
ドラマ殺したいほど愛してるが、今始まる !!
本編 6 話+特別編で全 7 話の ゃ20 秋クール連続ドラマです。

めちゃくちゃ面白かった !!
業界モノで、自虐ネタあり、恋愛あり、友情あり、
'80 年代から TV 業界の表も裏も酸いも甘いも知り尽くした
秋元康で監督・脚本大根仁、面白くない訳がない !!

互いに「クソ女」「ウンコ野郎」と罵り合う、今や大物俳優の
遠山英二と大園瞳は、英二の二股により伝説の破局会見を
行った元恋人同士でした。現在は遠山はその時の二股の
元アイドルと結婚、瞳は独身を貫いています。

そんな共演 NG の二人が 25 年ぶりに共演するとあって、
ドラマ “コロ愛” の制作発表記者会見は大きな注目を
集めていました。大勢のマスコミが詰めかけたその会見には、
ショーランナーの市原龍によってとんでもない罠が仕掛けられ、
狙い通り、ズバ・・・いえ、かなりパズりました。

それからも、大御所出島と、彼と決裂してアメリカで修業を
積んだ元弟子の小松との演技論をめぐる確執や、
共演者同士の不倫発覚、瞳にとって第二の共演 NG である
医師の間宮の参加など、現場ではトラブル続きでした。
英二の妻の雪菜の乱入、暗躍するイチリュー。
果たして “コロ愛” は、無事最終回を迎えられるのか !?

主演は中井貴一さんと鈴木京香さん。御二方とも出演作品を
あまり見た事が無いので未だにふぞろい、君の名は

印象が強く、コメディのイメージはありませんでした。

でもセリフは面白いし、早口で捲し立てる掛け合いは、
会うとケンカばかりのタイプのカップルそのもので、
立派にラブコメディしていました。

二人がダンスをする冒頭の主題歌もとても素敵でした。
共演 NG のテーマソングに乗せて、ドレスを着た
瞳=京香さんが、怒ったような顔をしながら英二=中井さんと
取っ組み合いを始めたと思えばくるっとターン。

近寄るなと言うように手で押しとどめり仕草をしたり、
振り付けは面白いし、京香さんのダンスが上手い!
役者さんって何でもできるんだなと尊敬します。

大御所俳優の出島役はリアル大御所俳優の里見浩太朗さん。
その彼に、元弟子の小松が演技が古臭いだの大仰だの、
顔が時代劇だの、思い切った台詞を言わせるなと思いました。
公共の電波を使って間接的にディスってるんじゃないよね !?

小松役は堀部圭亮さんで、この人、本当は凄い面白いんですよ!
高校の頃、CHA-CHA と一緒に「欽きらリン 530」という
欽ちゃんの夕方の番組に出てて、毎日見てました。

浜ちゃんの「人気者で行こう!」でやってた覆面司会者も
面白かったのですが、すっかり俳優さんになってますね。
ライバル企業の重役のような敵役的な役でたまに
見かけていましたが、こんなメインに近い役を貰えるとは。

劇中劇のコロ愛は、パイロットの英二と主婦の瞳の不倫の
ラブストーリーです。英二の妻の雪菜は英二が帰宅する頃に
これ見よがしにコロ愛のビデオを見ています。

雪菜は手首を切って英二を繋ぎ止めて瞳から彼を奪った
ヤバい女です。それが一目で判る第一話の引きは最高でした。
それでこのドラマにすっかりハマりました。

雪菜はヒステリックで嫉妬深く、撮影現場に現れて
妻の座を見せつけて、瞳を露骨に挑発します。
英二は明らかに雪菜に気を遣っていて、怯えています。

瞳はまだ英二に気持ちが残ってい様子が見えます。
そこにイチリューが投入したのが医師役としてキャスティングした
現役医師の間宮。この男は実は瞳の元カレでした。

まだ瞳を愛していると告げ、英二にライバル宣言をする間宮。
嫉妬心が刺激されて英二の気持ちが動くのか?
英二と瞳の恋の行方に目が離せませんでした。

一方、コロ愛のストーリーも結構ちゃんと作られていて、
劇中劇の二人の恋の行方にも目が離せませんでした。
衝撃的な結末で、一本で二重にドラマを楽しめた状態でした。

コロ愛の企画・配役・脚本を一手に引き受けていたのが
ショーランナーを自称するイチリュー。演じる斎藤工さんは、
髭面でいつも薄暗い部屋でディスプレイに囲まれて
低い声で指示を出していて、胡散臭さ満点でした。

製作発表での「セーラー服と機関銃」の映像、
英二らの天敵芸能記者中川への不倫スキャンダルのリーク、
イケメン現役医師と話題になった間宮の採用──。
本編最終回の後の特別編で、中川によるインタビューとして、
イチリューがどこまで仕組んだ事なのかがネタ晴らしされました。

コロ愛が話題になるように様々な仕掛けをした事は認めましたが、
肝心な事ははぐらかしていたように見えました。
間宮が瞳の元カレだったことまで把握していたのか微妙です。

何故共演 NG ばかりを集めたのか?という問いに対しての答えは、
秋元康先生の言葉のように感じました。クレームを恐れて
勝手に過剰に自主規制をして、自由な表現ができなくなっている。
その所為で『昔はもっと面白かった』と言われてしまう。
これは TV に限らず、マンガの世界にも言える事だと思いました。

最後に、もう一つの共演 NG について触れずにはいられません。
番組の終わりに表示される提供で紹介されたのは、
KIRIN と SUNTORY。・・・ん?
KIRIN、SUNTORY、KIRIN、SUNTORY・・・!

いつも何気なく見ている提供ですが、同業種の企業が
一つの番組を提供する事は共演 NG なんだそうです。
番組のコンセプトに共感して、共演が実現したようです。

で、両社のロゴが交互に主張し合ったり、ロゴで画面が
埋め尽くされたり、果てはロゴでオセロを始めたり。
「提供」を打ち合うゲームを始めました。こんな番組見た事ない!
これって、DVD になっても収録されるのでしょうか !?
ここまで含めてこのドラマの面白さだと思うので、
是非収録すべきだと思います。

絶対見るの忘れるのでドラマは全て録画で見ているのですが、
お陰で CM も飛ばさずに注視していました。
中井さんと言えばさすがのミキプルーン。歯磨きの CM や
斎藤さんの CM も流れていて、作為を感じて興味深かったです。
スポンサーと配役って関係あるのかな、と思いました。

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Profile
HN : COOL LADY
1973 年生まれ みずがめ座
女性 独身 神奈川県出身

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